近年、犬の飼育頭数が減ってきている一方で、うさぎの飼育頭数は逆に少しずつ増加してきており、
診療の需要が増していることから、うさぎを診療対象動物に加えている動物病院も増加傾向にあります。
しかしながらその一方で、うさぎの病気をきちんと診察できる獣医師の数は決して多いとは言えないのが現状です。
それはなぜでしょうか?
いくつか考えられるのですが、まず大学での獣医学教育においてうさぎに関する教育がほぼ行われていないという点が一つ、またうさぎという動物種の特殊性から、犬や猫での知識や経験を応用できる余地が比較的少ないことなどが考えられます。
うさぎの病気を考える上で、特筆すべき点を以下に挙げます。
皆さんのうさぎさんその子その子によって、発生している問題にもそれぞれ個性があるためその子の問題点を広い視野で考え、与えるストレスも考慮しながら治療に繋げていくことが肝になるかと思います。
当院では日本コンパニオンラビット協会(JCRA)及びEICが認定するうさぎマスター検定1級認定獣医師によるうさぎの専門科診療を行っています。
うさぎにおいてお困りのことがありましたらお気軽にご相談いただけると大変嬉しく思います。
普段の食餌や生活面など病気以外の相談も非常に重要なところですので是非ご相談ください。