一般社団法人日本コンパニオンラビット協会(JCRA)が主催しているウサギマスター検定1級の認定試験(筆記試験、症例提出、面接試験)に合格し、この度うさぎマスター獣医師として認定されることとなりました。
↓ 全国の認定者リストです
獣医師の霍野晋吉先生をご存じでしょうか?
エキゾチックアニマル獣医学の分野のレジェンド、超有名な先生です。
うさぎと暮らすという雑誌で現在連載されているのでうさぎの飼い主さんであればもしかするとご存知の方もいらっしゃるかも知れません。
国内の様々な分野で獣医師の認定資格制度(循環器、皮膚、腫瘍など)が制定されておりますが、これまでエキゾチック分野では認定資格が未だ存在していませんでした。
その霍野先生が代表理事を務めるうさぎに関する専門家の団体である日本コンパニオンラビット協会 JCRA(じゃくらと呼びます)にて、この度ウサギの獣医師認定資格制度が開始されました。
2021年1月から2022年夏にかけて、毎月の講義、症例報告の準備や試験勉強とうさぎ漬の日々でした。
これまでの知識に加え、全15分野をそれぞれ基礎から最新のトピックも含め相当マニアックなところまで学びました。
それと同時にうさぎの診療の難しさについてあらためて考えさせられた貴重な期間でもありました。
うさぎは本来どんな動物なのか?をよく考えた飼育の仕方がとにかく重要と考えます。
勿論動物の病気に対応するのは我々の仕事ですが、病気にさせない飼い方こそが何よりも重要であると考えます。
また当院では霍野先生ご本人とも繋がっており、困難な症例、遭遇機会の少ない病気など直接アドバイスを受けられる体制もとっております。
問題に対処する方法は一つではありません。
一番幸せな方法が何なのかを、飼い主さんと一緒に探していきたいと考えています。